トップページ > 学部理念・教育理念・アドミッションポリシー
弘前大学人文学部及び人文社会科学研究科は、平成15年4月、これまでの50有余年の歴史とその蓄積を踏まえ、教育研究の基本的あり方・理念を次のように明確化しました。 また、これら理念と教育目標に沿って、以下のようにアドミッション・ポリシーを定めています。 (アドミッション・ポリシーとは、学部が共通して求める学生像や入学者選抜の基本方針のことを言います。)
人文学部は、過去から現代までの有形・無形の知的資産の継承と、それらのより豊かな発展をめざすとともに、国際化・多文化共生社会の状況における現代の高度情報化文化、社会の複雑・多様化した課題について、多角的な視点から解決するための教育・研究を通じて、社会に貢献しうる能力を持った人材を養成する。また北東北・北海道に足場を置く人文系学部として、地域社会に貢献できる人材養成と、地域の文化・社会の教育・研究を通じて地域社会へ寄与する。
(a)人間文化と精神については、人間の様々な文化のあり方について、人間精神の本質に根ざして産み出された思想、種々の表現形態としての文化的資産、社会と地域の多様性に起因する諸相などの面から、人間の本質に迫り、現代の人間社会が抱える課題を、歴史的所産としての文化を学ぶことによって解決する方法を追求する。
(b)現代社会の多様な構造とあり方については、流動化・多様化する現代社会を、多角的なアプローチによって把握するために、国際的・広域的な視点と地域社会からの視点とを合わせ持つ柔軟な思考力を養い、世界諸地域の集団的・個別的個性、社会を成り立たせている法や制度、その中で行動する人間の政治的・社会的行動などを考察し、国際社会や日本の地域社会の課題を実践的に解決できる力の養成を行う。
(c)経済システムと社会については、現代の経済社会、企業経営の諸問題をその具体相において捉えるだけでなく、経済学、経営学の専門的知識と思考方法の修得を通じて、総合的に分析・判断しうる能力を養成する。また情報化社会に対応したデータ運用能力を備えるとともに、組織に必要な様々な経営資源を活用しうる基礎的・基本的な方法を学ぶ。
人間の内面や人間の営みについて興味を持ち、人間とその社会が抱えているさまざまな困難の解決に関心を持つことができる学生。現代の日本のありかた、またこれと連動する世界の動きに目を向け、何が問題になっているのかを考えようとする姿勢を持つことができる学生。そして、自分の考えていることを相手に伝えるために種々の工夫をしようと努める学生。こうした好奇心や意欲のある学生を求めます。
(弘前大学ホームページ 入試情報・入学者受入方針にも掲載)
Q.人文学部は、どんな学部ですか。
A.人文科学・社会科学融合型の3課程10コースからなる、多様なカリキュラム編成を特徴としています。哲学・文学・美術・歴史・外国語など、人文系の学問から、経済・経営・法律・社会・国際などの分野にわたって、幅広く学ぶことができます。
Q.つまり「広く浅く」ということなのでしょうか?
A.そうではありません。人文学部の場合、各課程に入学するわけですが、次の年度には、各課程に設置されたいすれかのコースに所属することになります。つまり、より専門的な学習や研究をすすめる準備段階に入るということですが、並行して、他の課程や他のコースの授業科目を、自分の趣味や関心にそって、自由に選択することができます。こんなふうに考えてみてください。大きなショッピングモールに買い物に行ったとき、最初から買うものが決まっていても、品揃えが豊富だと、楽しくなりますね。そこで予想しなかったような、新しい発見があったりするわけです。専門的な学習や研究を中心としながらも、皆さんの多面的な興味や関心を満足させるようなカリキュラム運営になっているということなのです。
Q.人文学部の授業の中身について、いま一つイメージがわかないのですが。
A.そのような皆さんのために、毎年8月上旬に「弘前大学オープンキャンパス」というイベントを開催しています。人文学部では、学部全体についての説明会のあとに、各課程・各コースで実施されている講義を模した授業や、実習系の授業を開設します。これらの講義への参加や実習の見学などをとおして、人文学部の授業を体験学習することができる機会をもうけています。「オープンキャンパス」などのイベントへの積極的な参加をとおして、人文学部の特色について、多くのことを知っていただきたいと思います。
Q.入学してから、人文学部の授業についていけるかどうか心配です。授業だけでなく、生活面での不安もあります。
A.人文学部にかぎらず、大学の授業については、きびしい入学試験をクリアしたということが、能力的には何の問題もないということを証明しているわけですから、自信を持ちましょう。人文学部の授業科目は、きちんと授業に出席すれば、十分に理解することのできるものばかりです。もちろん、学習面・生活面での悩み事は出てくるかもしれません。人文学部では、毎年、10月下旬に開催される大イベント弘前大学総合文化祭の時期に「人文学部保護者説明会」を開催しています。これは、保護者の方を対象としたものですが、希望に応じて、担任の教員と保護者の方、学生諸君を交えた三者面談も行っています。また、担任制度という制度がありますので、いろいろな悩み事については、一人でかかえこまないで、小さなことであっても、担任の先生に相談するようにしましょう。親身になって対応してくれます。
Q.推薦入試について教えてください。
A.大学説明会などで必ず質問を受けるのが、推薦入試制度についてです。推薦入試は、毎年11月下旬に実施されますが、そこで問われているのは、たんに学力だけでなく、皆さん自身のモティベーションの高さだということです。
この点が、一般入試の場合と決定的に違うところです。つまり、人文学部に対して、皆さん自身をどこまで積極的に売り込むことができるかということですね。推薦入試の合格発表から、翌年度の入学まで4ヵ月近くの期間があるわけですが、この期間に大学主催のイベントなどに積極的に参加することによって、このモティベーションを維持するための努力が必要になってきます。この期間を有意義に過ごしていただきたいものです。
Q.卒業後の進路については、どんな状況ですか?
A.人文学部では、全学の組織にあたる就職支援センターと緊密に連携しながら、学生諸君の将来の進路設計に積極的にかかわっています。その結果、ここ数年、人文学部の卒業生の就職率が90%をこえる高い水準を維持しています。進路について言えば、公務員から金融関係、製造業、サービス業など、学生諸君の関心や適性を反映して、さまざまな業種にわたっています。将来の進路設計をするうえで、一番大切なことはあせって結論を出そうとしないこと。早くから明確な目的意識をもつということは、ある意味で大事ですが、高校を卒業した段階で、人間のこととか社会のしくみなどについて、どれだけのことを理解しているでしょうか。むしろ、大学でしか学べないということがあるということに目を向けてやることによって、皆さんのいろいろな興味や関心をできるだけ生かすという方向で、四年間を有意義にすごすことが大切になってきます。結果は、自ずからついてくるということですね。
人文学部に関するお問い合わせは、人文学部まで
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