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在学生・修了生の声

在学生の声

文化科学専攻 総合文化社会研究コース(平成29年4月入学) 板垣 貴子
 私は大学院で日本近現代文学を専攻しており、特に、作家・江戸川乱歩について研究しています。私は学部生の時から大学院進学を決意していましたが、それは純粋に「可能な限り、自分の好きな学問に携わっていきたい」という思いがあったためです。昨今、大学で学んだことは将来どのように活かせるか、それは人々の役に立つのか、という学問の有用性ばかり取り沙汰されているような気もしますが、「人のために学ぶ」のではなく「自分のために学ぶ」ことをもっと大事にしてみても良いのではないかと思います。
 実際に進学してみると、授業はほぼ全てがゼミナール形式で、発表と質疑応答については、やはり学部生よりも高いクオリティが求められます。そして、議論することを通して、一人で考えているだけは見つからない研究の価値や改善点を明らかにできます。このような学問の醍醐味を味わえることは、大学院ならではのものだと思います。

応用社会科学専攻 総合文化社会研究コース(平成30年4月入学) 清藤 博
 私は労働法の観点から労働時間の長さについて考察する修士論文に取り組んでいます。また、現在は、第二の職場(行政)で働きながら、週1日のペースで講義科目も履修しています。職場の理解を得ることができ、さらに、娘二人も社会人となり、いろいろと生活に余裕ができたので、長年の夢であった大学院進学を果たしました。
 私は現在、修士1年ですが、前期は週2日のペースで講義を受けていました。前期は学生生活に慣れるのに必死で、瞬く間に夏休みを迎えました。いずれの講義も少人数を対象とした、密度の濃い、興味深いものでした。特に現在受講中のオムニバス形式の講義は毎回テーマが変わり、様々な視点から物事を見つめることを学んでいます。
 最後になりますが、大学院に進学したことは、本当に良かったと思っています。いったん社会人になると、仕事や家庭のこともあり、大学院進学の決断は簡単にはできません。私自身、とても悩みました。しかし、学びたい、研究したいという気持ちを叶えなかったことを後悔して人生を終わりたくないと考えて、進学を決断しました。来年度皆さんと会えることをとても楽しみにしています。

修了生の声

人文社会科学研究科・応用社会科学専攻 総合文化社会研究コース(平成30年3月修了)眞下 拡
[在学時の研究内容]
 大学院在籍時は、近年世界中で頻発しているテロや、民族対立につながるヘイトスピーチを規制する国際人権規約の国内適用について憲法学の視点から研究しました。国際人権規約の条文では、戦争宣伝の禁止、ヘイトスピーチの禁止を法律で定めることを求めています。一方、日本国憲法には、条約等を遵守する規定、表現の自由を保障する規定があります。条約のとおり、ヘイトスピーチ等を禁止することは、表現の自由を規制する可能性があり、この両者の着地点を探るため、イギリスでのヘイトスピーチ規制の変遷を辿り、日本でどのように実施することが考えられるかを研究してきました。
[在学時の大学院生活の感想や思い出]
 院生室では一人一台のパソコンの貸与があり、また、大学図書館が活用できるなど、十分な研究環境の下でじっくりと研究することができました。また、幅広い分野の授業プログラムが組まれており、指導教員や授業担当教員と議論することも多く、多角的な視野で研究できたことも糧になりました。
 私は生まれも育ちも関東地方のため、大学院生になって初めて青森で過ごすことになりましたが、春の桜、夏のねぶた、秋の食、冬の雪景色など四季の変化を存分に味わえたこともすばらしい体験でした。同じ院生室の仲間とは、イベントを企画したり、地域の雪かきボランティア、留学生との正月餅つきなどを通じ交流しました。これらは、とても良い思い出となっています。
[現在の仕事にどのように活かされているか]
 医療関係の任意団体の職員をしています。担当している部署では、保険診療で使用される診療報酬の解説をする専門書の制作、社会保障拡充を目的とした国会議員や厚生労働省への懇談や要請をする仕事などをしています。厚生労働省から出される行政文書を読み解くこと、保険医療に関わる法令の解釈を考えるときなどは、憲法の視点から考察することが必要とされます。憲法の人権に関わる分野を研究していたことが、日常の業務に活かされることをひしひしと実感する毎日を送っています。

修了生へのアンケート結果

平成30年度修了生へのアンケート調査の結果は下記のとおりです。(修了生18名,回答者18名)

教育課程および教育カリキュラムに満足していますか。

満足している 12
どちらかといえば満足している
一概に言えない
どちらかといえば満足していない  
満足していない  

指導方法および指導体制について満足していますか。
満足している 12
どちらかといえば満足している 5
一概に言えない  
どちらかといえば満足していない  
満足していない  
無回答 1

本研究科における学習目標の達成度についてお尋ねします。

十分に達成できた
ある程度まで達成できた 11
一概に言えない
あまり達成できなかった
達成できなかった  
無回答


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