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新しい人文社会科学研究科について

人文社会科学研究科<修士課程>【学位名称:修士(人文社会科学) Master of Humanities and Social Sciences】は、改組して新しい教育研究体制へと移行します。定評ある人文社会科学の専門研究指導のあり方を維持しつつ、変化と可能性に富んだ「グローバル化と共生の時代」にふさわしい、新しいカリキュラムへと移行します。

新カリキュラムは、2020年度入学者、つまり今年度受験者から適用されます。このページで、新しい人文社会科学研究科の概要を紹介します。



新しい人文社会科学研究科へ

新しい人文社会科学研究科<修士課程>は、「人文社会科学専攻」をもつ研究科です。3つのコースからなり、それぞれのコースには専門性の高い研究指導分野を設置します。

文化芸術コース 文化財論、日本語・日本文学、思想・芸術科学
現代共生コース 言語科学、歴史地域学、国際地域論、現代法政論
政策科学コース 経済・統計分析、政策評価、会計情報

現代は、変化と可能性に富んだ「グローバル化と共生の時代」です。このような時代には、物事や現象の成り立ちを根本的から追究するとともに、最新の研究を領域横断的に俯瞰して課題を広くとらえることが求められます。

こうした現代の社会的要請に対応するため、本研究科は、人文社会科学のほぼ全分野を網羅する教員構成を活かしつつ、領域横断的な教育を含む、独自の特色あるカリキュラムを設定しています。本研究科は、「人文社会科学の深奥を究める」最良の場であるために、常に教育研究体制を整えています。


カリキュラムの特色

具体的には、次の特色ある科目群・指導体制をおきます。専門研究と領域横断研究を通じて人文社会科学の深奥を究めるカリキュラムです。

人文社会科学分野の専門研究に必要な技能向上のための「専門技能系科目」
 研究計画の構想から論文の執筆・発表まで、専門研究に必要な技法を体系的に学ぶ科目として、専門技
 能系科目(アカデミックライティング)をおきます。

体系的に編成された100以上の科目からなる「専門科目」
 人文・社会科学分野の100以上の専門科目から構成されます。科目は研究指導分野にあわせて、コース
 ごとに3~4つの「系」に分類されています。他コース科目の履修も求められます。

複数の専門領域にわたる理論・方法論を領域横断的に活用するための「多領域横断型科目」
 領域横断研究のための科目を開講します。さまざまな専門領域にわたる理論・方法論を積極的に活用し
 て、研究課題に対する理解・洞察を深めます。次の3科目です。
  多領域横断型科目A「文化芸術社会の展望」
  多領域横断型科目B「グローバル化と共生社会」
  多領域横断型科目C「共生の時代の経済・産業政策」

研究指導に特化した科目としての「特別研究/プロジェクト研究」
 修士論文または個別課題報告書の作成のための研究指導に特化した科目です。演習形式の指導を受けま
 す。

主指導教員1名と副指導教員2名による多角的指導体制
 専門分野を究めるとともに、幅広い視点から研究テーマをとらえるために、研究指導には他コースの教
 員も加わります。

全コース共通の教育プログラムである「修士学位論文等中間報告会」「修士学位論文等成果発表会」
 研究成果の発信と相互共有のために、全コース共通で「修士学位論文中間報告会」と「修士学位論文成
 果発表会」を行います。報告のための準備と報告後の研究課題の更新を含むプログラムです。


担当教員

本研究科の教員構成は、人文社会科学のほぼ全分野を網羅しています。コース・研究指導分野ごとに、専任担当教員の研究指導領域と氏名を紹介します。

文化芸術コース

文化財論分野
  • 文化財論,歴史考古学 Cultural assets theory,Historical archaeology 関根 達人Tatsuhito SEKINE
  • 考古学 Japanese Archaeology 上條 信彦Nobuhiko KAMIJO
  • 西洋考古学,美術史 Archaeology of Western World, History of Art 宮坂 朋Tomo MIYASAKA
  • 視覚文化学,美術史 Visual Culture Studies, History of Art 出 佳奈子Kanako IDE
  • 民俗学,庶民文化史 Folklore, Fork-Narrative 山田 嚴子Itsuko YAMADA
  • 文化財科学,保存科学 Science Study on Cultural Properties, Conservation Science 片岡 太郎Taro KATAOKA
日本語・日本文学分野
  • 日本古典文学,日本仏教,・文献資料学 Japanese Classical Literature, Japanese Buddhism, Bibliography 渡辺 麻里子Mariko WATANABE
  • 日本近現代文学 Japanese Modern Literature, Japanese Contemporary Literature 尾崎 名津子Natsuko OZAKI
思想・芸術科学分野
  • 西洋倫理思想史,現象学 Ethics, Phenomenology 横地 徳廣Norihiro YOKOCHI
  • 日本倫理思想史,日本神話,宗教文芸 History of Japanese Ethic Thought, Japanese Mythology, Japanese Religion Texts 原 克昭Katsuaki HARA
  • 中国思想史,東アジア思想文化 Chinese Philosoph, The Intellectural History in East Asia. 李 梁Liang LI
  • 中国思想・文学 Chinese Literature 山田 史生Fumio YAMADA
  • 音楽学,西洋音楽史 Musicology, Western Music History 朝山 奈津子Natsuko ASAYAMA
  • 音楽・サウンドスケープ研究 Music as Thinking in Sound・Soundscape Studies 今田 匡彦Tadahiko IMADA

現代共生コース

言語科学分野
  • 言語類型論,一般言語学 Language Typology, General Linguistics 山本 秀樹Hideki YAMAMOTO
  • 英語学 English Linguistics 木村 宣美Norimi KIMURA
  • 英語学 English Linguistics 近藤 亮一Ryoichi KONDO
  • 言語文書処理 Language Document Processing 内海 淳Jun UTSUMI
  • イギリス小説,イギリス文化論 British Literature, Cultural Study of Britain 小野寺 進Susumu ONODERA
  • イギリス小説 English Literature and British Studies 畑中 杏美Azumi HATANAKA
  • アメリカ文学 American Literature 堀 智弘Tomohiro HORI
  • アメリカ文学 American Literature and Culture 土屋 陽子Yoko TSUCHIYA
  • 第二言語習得研究,外国語教育学
    (英語教育)
    Second Language Acquisition (SLA), Foreign Language Education/Teaching of English as a Second or Foreign Language (TESL/TEFL) 野呂 徳治Tokuji NORO
歴史地域学分野
  • 西洋古典学
    (古代哲学思想史,科学思想史,医学思想史,古典ギリシア語,ラテン語)
    Classics, Ancient Greek and Roman Thought 今井 正浩Masahiro IMAI
  • 西洋史 Occidental History 中村 武司Takeshi NAKAMURA
  • 中国史 Chinese History 荷見 守義Moriyoshi HASUMI
  • 南アジア史 South Asian History 林 明Akira HAYASHI
  • ユーラシア史 Eurasian History 亀谷 学Manabu KAMEYA
  • 日本古代史 Ancient Japanese History 武井 紀子Noriko TAKEI
  • 日本近現代史 Japanese Modern History 大谷 伸治Shinji OHTANI
国際地域論分野
  • 外国語教育学(フランス語教育),映像研究 Foreign Language Education(French Pedagogy), Film Studies 熊野 真規子Makiko KUMANO
  • フランス文学・思想 French Literature and Thought 泉谷 安規Yasunori IZUMIYA
  • コーパス言語学,プログラミング言語 Corpus Lingusitics, Programming Languages バトラー,アラステアAlastair BUTLER
  • 平和論 Peace Studies フールト,フォルカーVolker FUHRT
  • アメリカ史,アメリカ研究 American History, American Studies 南 修平Shuhei MINAMI
  • 民族芸術/ラテンアメリカ・カリブ海地域研究 Ethnic Arts / Latin America and Caribbean Studies 冨田 晃Akira TOMITA
  • ニュージーランド文学 New Zealand Literature 澤田 真一Shinichi SAWADA
  • 現代中国論 Modern China Studies 城本 るみRumi SHIROMOTO
現代法政論分野
  • 憲法 Constitutional Law 河合 正雄Masao KAWAI
  • 民法 Civil Law 𠮷村 顕真Kenshin YOSHIMURA
  • 刑法,刑事訴訟法,刑事政策 Criminal Law, Criminal Procedure Law, Criminal Policy 平野 潔Kiyoshi HIRANO
  • 商法,経済法 Commercial Law, Competition Law 長谷河 亜希子Akiko HASEGAWA
  • 労働法,社会保障法 Labor and Employment Law, Social Security Law 成田 史子Fumiko NARITA
  • 政治学 Political Science 蒔田 純Jun MAKITA
  • 行政学,地方自治論 Public Administration, Local Government 児山 正史Tadashi KOYAMA

政策科学コース

経済・統計分析分野
  • ミクロ経済学,産業組織論 Microeconomics, Industrial Organization 小谷田 文彦Fumihiko KOYATA
  • マクロ経済学 Macroeconomics 山本 康裕Yasuhiro YAMAMOTO
  • 産業発展論 Industrial Development 細矢 浩志Hiroshi HOSOYA
  • 経済学史 Hisotry of Economic Thought 福田 進治Shinji FUKUDA
政策評価分野
  • 財政学,地方財政論 Public Finance, Local Public Finance 金目 哲郎Tetsuro KANAME
  • 金融論,企業統治論 Economics of Finance and Corporate Governance 飯島 裕胤Hirotsugu IIJIMA
  • 労働経済学,応用経済学 Labor Economics, Applied Economics 李 永俊Young-Jun LEE
  • 国際貿易論 International Economics 桑波田 浩之Hiroyuki KUWAHATA
会計情報分野
  • 管理会計,税務会計 Management Accounting, Tax Accounting, Empirical Research on Accounting 加藤 惠吉Keikichi KATOH
  • 財務会計,国際財務報告 Financial Accounting, International Financial Reporting 内藤 周子Shuko NAITO
  • 管理会計,原価計算 Management Accounting, Cost Accounting 小杉 雅俊Masatoshi KOSUGI
  • イノベーション論 Innovation 熊田 憲Satoshi KUMATA

社会人の研究を支援する制度

人文社会科学研究科には、現在、県・市職員、教員(県教委派遣)、専門職(社会保険労務士)の方をはじめ、さまざまな方が通学し、専門的な研究に打ち込んでいます。社会人としての経験があること自体、人文科学・社会科学の研究に取り組む上で、貴重な土台となりえます。研究科としても、働きながら研究したいという方をサポートするさまざまな制度を設けています。

口述試験を重視した「社会人特別選抜」を実施
 入学予定時に4年制大学卒業後2年以上経過した方は、社会人特別選抜を受験することができます。
 社会人としての意欲と経験を重視します。配点は、口述試験が200点、筆記試験が100点です。
 最近の受験者数・合格者数は次の通りです。

受験者 合格者
平成28年度 2人 2人
平成29年度 4人 4人
平成30年度 2人 2人

夜間・土曜日の授業設定を可能にする「教育方法の特例措置」の導入
 本研究科では、大学院で研究する社会人の方のために、授業時間帯を、原則として夜間(18時00分か
 ら19時30分まで、19時40分から21時10分まで)または土曜日に設定するものとし、担当教員と希望
 者の方の実情にあわせて柔軟に設定しています。

2年分の授業料で4年間までの在籍を可能にする「長期履修制度」を設定
 社会人の方の就学を容易にするとともに、経済的負担等の軽減を図るために、長期履修制度を実施し
 ています。この制度の適用対象者は、(1)官公庁、企業等に在職中の方、(2)自ら事業を営んで
 いる方、(3)その他本研究科が認めた方です。認定された方は、2年分の授業料で最長4年間かけ
 て研究に取り組むことができます。
  通常の学費(2 年間在籍)は
   入学料:282,000 円
   授業料:535,800 円(年額)× 2 年間
  長期履修制度で4年間在籍すると
   入学料:282,000 円
   授業料:267,900 円(年額)× 4 年間
 です。

職業・社会活動に関わる個別の課題を調査検討した報告書「個別課題報告書」による学位取得が可能
 修士論文に代えて、自身の仕事や社会活動に関わる課題について調査・検討した個別課題報告書を提
 出することで、学位を取得することができます。
本ページのお問い合わせ(質問・相談など)は・・・
 人文社会科学部 総務グループ(教務担当)
 jm3941@hirosaki-u.ac.jp
 0172-39-3941
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