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研究活動実績

弘前大学北日本考古学研究センター

優れた地域文化を国内外に発信する

弘前大学人文学部北日本考古学研究センター北日本考古学研究センターは,平成17年に設立された亀ヶ岡文化研究センターをより発展させるため平成26年に組織変更されました。センターは,北日本における考古学・文化財科学に関する教育・研究・社会貢献活動を行い,広く学界に貢献するとともに北日本の過去の環境激変期を包括的に究明し,人類社会の未来構想すること及び地域社会の活性化に寄与することを目的としています。特に縄文から弥生の過渡期である亀ヶ岡文化を中心に従来の学域に捉われない視点から研究を行っています。 また,展示室でのミニ博物館的活動や先進的分析法を専門教育に活用することにより領域横断型グローバル人材を実践的に育成し,文化財の保存処理を通じて産学官連携による地域資源活用の活性化に寄与する役割も果たしています。 センターの研究員は文化財論講座だけでなく教育学部・理工学研究科・農学生命科学部の教員7名が兼務しており、考古学・地理学・岩石学・分子生物学などが多方面から研究する体制となっています。また、青森県で埋蔵文化財行政を担当する現役の職員や現職員に客員研究員を委嘱し、地域との連携を強化しています。

総合教育棟2階のセンター展示室では、年に1回ミニ特別展を開催し、学内だけでなく広く一般市民に研究成果を公開しています。弘前大学には、旧制弘前高等学校旧蔵考古資料や旧樺太(ロシア連邦サハリン州)の考古資料(船木鐵太郎コレクション)、人文社会科学部の発掘調査資料(外ヶ浜町今津遺跡・三戸町杉沢遺跡)があります。ミニ特別展開催期間外は、展示室にはそうした弘前大学が所蔵する考古資料が並んでおり、事前に見学の申し込みがあれば、随時開館しています。

センターの活動は、教養教育・人文社会科学部の専門教育・国際教育科目・学芸員課程に関する各種専門科目など、多方面の教育活動と連繋して行われています。そのなかで、センター展示室は、考古資料の基礎的な整理・分析から展示作業まで、大学の教育活動の中で実物資料に直に触れる貴重な機会を提供する場となっています。

弘前大学北日本考古学研究センターは、教育・研究・社会貢献を一体のものとして実現している組織なのです。

これまでの主な活動

特別展・シンポジウム
亀ヶ岡文化の世界(平成18年)
森吉山麓の亀ヶ岡文化(平成19年)
成田コレクションにみる縄文の造形(平成20年)
寄贈記念特別展成田彦栄氏考古資料展(平成21年)
下北半島の縄文文化 蓑虫山人筆「陸奥全国神代石古陶之図」特別公開(平成22年)
北日本の木の文化史(平成23年)
第1回中山遺跡発掘調査現地説明会・発掘 知の遺産 ※青森県立郷土館の企画展(平成24年)
第2回中山遺跡発掘調査現地説明会 発掘 中山遺跡(平成12年度 五城目町「文化の館」にて出張展示)(平成25年)
東北の弥生化 縄文時代が変わるとき(平成26年)
文理融合の考古学(平成27年)
冷温帯プロジェクトのシンポジウム「考古学と遺伝学の新地平―イネの来たる道」(平成27年10月10日)
大五月女萢展(平成28年)

発掘調査
2004年8月 青森県今津遺跡発掘調査
2007年8月 青森県杉沢遺跡発掘調査
2009年8月 青森県むつ市不備無遺跡発掘調査(第1次)
2010年8月 青森県むつ市不備無遺跡ボーリング調査・地形測量(第2次)
2011年5月 青森県むつ市不備無遺跡発掘調査(第3次)
2012・13年8月-9月 秋田県五城目町中山遺跡発掘調査
2014年10月-11月 青森県弘前市砂沢遺跡
2016年9月 廻堰大溜池(1)遺跡発掘調査

調査研究報告書類の刊行
○弘前大学日本考古学研究室研究報告書
第1集 『亀ヶ岡文化遺物実測集』(2004)
第2集 『青森県東津軽郡平舘村 今津遺跡発掘調査報告書』(2005)
第3集 『『亀ヶ岡文化の世界』図録』(2006)
第4集 『亀ヶ岡文化遺物実測集2』(2006)
第5集 『亀ヶ岡文化遺物実測集3』(2007)
第6集 『青森県三戸郡三戸町杉沢遺跡発掘調査報告書』(2008)
第7集 『亀ヶ岡文化雑考集』(2008)
第8集 『下北半島における亀ヶ岡文化の研究 青森県むつ市不備無遺跡発掘調査報告書』(2012)

○成田彦栄氏考古・アイヌ民族資料
『成田彦栄氏考古・アイヌ民族資料図録』(2010)(弘前大学出版会より刊行)
『成田彦栄氏旧蔵図書目録』(2010)
『佐藤蔀 考古画譜Ⅰ』(2010)
『佐藤蔀 考古画譜Ⅱ』(2010)
『佐藤蔀 考古画譜Ⅲ』(2011)

○冷温帯プロジェクト研究報告書
第1集 『亀ヶ岡文化の低湿地遺跡 戸平川遺跡・亀ヶ岡遺跡・石郷遺跡・八幡崎遺跡・羽黒平遺跡のボーリング調査報告』(2014)
第2集 『亀ヶ岡文化の漆工芸Ⅰ 土井1号遺跡の漆製品の自然科学・保存科学的調査報告』(2014)
第3集 『日本の出土米Ⅰ 弥生時代から中世までの全国で出土した米の形態・DNA分析調査報告』(2014)
第4集 『日本の出土米Ⅱ 佐藤敏也コレクションの研究』(2015)
第5集 『亀ヶ岡文化の漆工芸Ⅱ 北日本における先史資源利用の研究』(2015)
第6集 『八郎潟沿岸における低湿地遺跡の研究』(2016)

○そのほか
『縄文デザイン集1』(2010)

地域貢献活動
○文化財の保存に関する助言および救援
弘前市鬼神社奉納品(文化財論ゼミナールとの共同研究)
小川原湖民俗博物館旧蔵資料(民俗学ゼミナールとの共同研究)
栗原市山王囲遺跡出土品
奥州市大安寺留守家墓所出土品

【東日本大震災に関わるレスキュー活動】
岩手県九戸郡野田村
宮城県石巻市雄勝町
鯨と海の博物館(下閉伊郡山田町)
岩手県上閉伊郡大槌町

→弘前大学北日本考古学研究センターホームページはコチラから

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