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人文学部・人文社会科学研究科からのお知らせ

人文学部の3年生が「第11回 日銀グランプリ」で最優秀賞に選定されました。

 金融分野の大学生論文コンテスト「第11回 日銀グランプリ」の本選が、12月5日(土)、東京の日本銀行本店で行われました。全国の大学109チームから選ばれた上位5チームによる本選です。今回、人文学部経済経営課程(経済学コース)の学生チームがこの上位5チームに選ばれ、本選に進みました。当日は、日本銀行副総裁をはじめとする5名の審査員を前に、プレゼンテーションと厳しい質疑応答に臨みました。
 審査の結果、弘前大学人文学部チームが、本選進出5チーム中の「最優秀賞」に選ばれました。東北・北海道の大学で最優秀賞に選ばれたのは初めてのことです。
 論文のタイトルは「地方中小企業向け『健康プログラム』の可能性~医学(社会疫学)と行動経済学の知見をふまえて~」です。職場の健康改善は、地域、特に青森県の大きな課題です。また、大都市の一部の大企業は自主的に取り組み、企業に非常に大きな利益をもたらすことも分かっています。人文学部の学生チームは、職場の健康に関する現状と課題を研究し、提言をまとめました。
 研究は人文・社会科学の考え方を総合して進められました。健康においては、「分かっているけど改められない」のが人間であり、「善意だけでは動かない」のが企業です。これらを解決する金融の仕組みを設計し、同時に、熱意のこもったプレゼンテーションを行ったことが高評価につながったようです。
 参加した学生は、「以前は自分がこんな研究に携わるとは想像もしなかったが、一生懸命研究を進めて、しかもそれが評価されてうれしい(リーダー 田中沙織さん)」「緊張したが、あえて自分を追い込んで発表に臨んだ。金融のプロを前にして、わくわくした。提案を今後実践する企業が出てくれば(発表者 早坂友佑さん)」と語りました。
 なお、この研究は青森県の「学生発未来を変える挑戦」、弘前市の「市民研究員」に採択され、インタビュー調査費の支援を受けています。それが仕組みの改善につながりました。
 若い発想が社会を良い方向に動かします。弘前大学人文学部は、地域の支援も受けながら、学生の若い発想を活かした研究活動を奨励しています。

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