発掘・展示・教育などの最新の情報は「弘前大学の考古学」のFACEBOOKをご覧ください。

平成29年6月
日本文化財科学会にて下記論文が論文賞を受賞しました。
「 X線CT観察による北東北の縄文時代晩期の漆櫛の製作技術」
片岡太郎,上條信彦,鹿納晴尚,佐々木理

平成29年5月の日本考古学協会において上條信彦准教授が日本考古学協会賞奨励賞を受賞しました。 

平成28年5月日本考古学協会総会において、センター長の関根達人教授が日本考古学協会賞大賞を受賞しました。

本学の特集ページ
日本考古学協会ホームページ


     


『モノから見たアイヌ文化史』
吉川弘文館

センター長執筆。
画像クリックで詳細表示。

平成28年 1月3日
NHK教育の「日曜美術館」にて、当センターが取材されました。

日曜美術館該当ページ
本学特集ページ

取材資料(成田コレクション)の図録はこちらより購入頂けます。

中近世の蝦夷地と北方交易』吉川弘文館
 
     

画像クリックで詳細表示。

センター長執筆。

−北日本の大地に埋もれた豊かな文化資源の多角的研究を通して地域の活力を養い、世界に向け新たな文化の発信を行う‐


センターの目的
 弘前大学の位置する北日本は世界遺産を目指す活動が行われている縄文遺跡群をはじめ、多様な文化財が地下に良好な状態で遺された地域として知られています。この地に眠る埋蔵文化財は、白神山地に代表される豊かな自然とともに地域の貴重な資源であり、それらの価値を明らかにするとともに、適切に保護し将来に伝えることは、地域の知の拠点である弘前大学の責務といえるでしょう。

これまでのあゆみ
 弘前大学は前身の旧制弘前高等学校時代に亀ヶ岡遺跡の発掘調査を実施するなど、長い考古学研究の歴史があります。平成10年には人文学部に文化財論講座ができ、日本考古学の専任教員が着任しました。人文学部では縄文の遺跡の宝庫である地の利を活かした教育・研究・社会貢献を実現するため、平成17年に附属センターとして、縄文晩期に北日本で栄えた工芸技術に秀でたユニークな文化に焦点を当てた亀ヶ岡文化研究センターを設置しました。平成21年には全国的に著名なコレクションである青森市の医師故成田彦栄氏の収集品の一括寄贈を受け、研究を推進、特別展示室を設けて一般公開しています。
 平成23〜27年度には、人文学部・教育学部・理工学研究科・農学生命科学部の関連教員が協力して、文理融合型の学際研究プロジェクト、特別経費(大学の特性を生かした多様な学術研究機能の充実)「冷温帯地域の遺跡資源の保存活用推進プロジェクト−環境激変期における資源利用戦略の学際的研究−」に取り組みました。この成果により、北日本における考古学・文化財科学の先端的分析拠点の地位を確立しました。特に下北・南部・津軽地域および八郎潟沿岸の考古学調査研究、保存科学研究、鉱物資源研究、漆・アスファルト研究、遺跡出土イネの形質・DNA研究など、北日本の遺跡資源を生かした研究や、縄文から弥生への環境激変期の人類の適応活動と新品種への選抜過程に関する研究は、過去だけでなく未来の私たちの生き方までも視点に入れた独創的な研究として、多大な成果を上げました。
 平成26年度には、亀ヶ岡文化研究センターを母体として北日本考古学研究センターが発足しました。現在、考古学分野では国内有数の教育機関として、また学内資源を有効に利用した北日本の学際的研究拠点として広く認知されています。また、センターが有する遺跡から出土する有機質遺物の分析と保存のための様々な機器類とそれを操作する人的資源は北日本隋一であり、資料分析や保存処理に関して学外から受託・共同研究も積極的に実施しています。学内においても、センターは本学における文理融合型研究を牽引してきました。