| やさしい 日本語 |
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| 実施時期および場所 | |||||||||||||||||
| 平成17年10月23日(日)11:00〜16:00 於弘前市民体育館 |
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| 趣旨 | |||||||||||||||||
日本では、避難情報や救援情報を外国人に的確に伝えるための表現を用意してきませんでした。そのため、多くの外国人は災害発生後に適切な情報が得られず、二重に被災してしまうという事態が起きています。 災害発生時に、いち早く安全な場所へ外国人被災者を誘導するとき、外国語だけでは不可能なことが95年の阪神淡路大震災や04年の中越地震から明らかとなりました。 この問題を解決するため、弘前大学人文学部社会言語学研究室と減災のための「やさしい日本語」研究会では、大規模な災害が起きたときに、外国人を安全な場所へ誘導する表現について検討してきました。 その結果、発災直後の外国人の誘導には「やさしい日本語」を使うことが有効であり、行政にとっても、適切な情報を的確に伝えられることが明らかとなりました。 私たちは、この「やさしい日本語」を行政やマスコミ、ボランティア団体の皆さんに安心して使ってもらえるよう、2003年より3ヵ年をかけて、様々な実験を重ねてきました。 そこで本年の10月に、災害が起きたとき外国人にも避難情報を的確に伝えられるのは、「やさしい日本語」であることを多くの皆さんに知ってもらうため、公開の検証実験を実施しました。 |
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| 実験の目的 | |||||||||||||||||
通常の日本語(災害時に市町村広報や報道で使われる日本語)とやさしい日本語とを比べ、やさしい日本語は災害時に有効であることを検証します。
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| 実験への参加者 | |||||||||||||||||
@外国人参加者(NJ:普通の日本語、EJ:やさしい日本語) ●青森中央学院大学 人数:NJ13人、EJ12人 合計25人 出身国:マレーシア、中国、タイ、ベトナム ●弘前大学 人数:NJ30人、EJ30人 合計60人 出身国:中国、マレーシア、韓国、タイ、フランス、ドイツ、ルーマニア、アメリカ、オーストラリア、チリ、ハンガリー、パラグアイ 留学生合計85人 A小学生(低学年)参加者数 人数:NJ15人、EJ15人 合計30人
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| 地震の想定 | |||||||||||||||||
平成17年10月23日(日)午前9時ごろ、岩木山麓のごく浅い部分に発見された活断層を震源とするマグニチュード6,5の地震が発生しました。 弘前市と中津軽郡を中心とするごく狭い範囲で、最大震度6強が観測されました。 弘前市内では倒壊に至らないまでも多数の建物に被害があり、負傷者の数は調査が進むにつれて多くなっています。 <県内の想定状況> ・電気、ガス、水道等のライフラインは寸断されています ・道路・橋梁は、車両の通行には大きな支障はありません ・弘前市は午前10時30分、災害対策本部を設置しました ・余震の危険があるため、市では市内の一部地域の住民に避難指示を、そのほか全域の住民に避難勧告を出しました ・市民は、午後1時までに地域の指定避難所に避難することになりました <参加者の想定状況>(想定時刻は午前9時5分) ・留学生が住んでいる寄宿舎も地震により甚大な被害を受けました ・短い揺れが来た直後、轟音とともに寄宿舎全体が大きく揺さぶられ、食器棚やタンスが倒れ、割れた窓ガラスや、テレビ、時計などが落ちています ・コーヒーを飲むためにお湯を沸かしていたので、ガス台のの火はついています ・ここから逃げる必要がありそうです ・しかし、どこに逃げたらいいのかよく分かりません ・たまたまつけていたラジオが、「大きな地震がおきた」というニュースを流しています |
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| 実験の方法 | |||||||||||||||||
実験に使用された案文は以下のとおりです。 @〜Bは聴解実験で、スピーカーから流れる指示文を聞いて行動してもらいます。 C〜Eは読解実験で、紙に書かれた指示文をみて行動してもらいます。
※小学生では、NJ・EJどちらの指示文にも漢字にふりがなが振ってあります |
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