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「やさしい日本語」の実用化にあたって、5つの問題点があります。
- どのことばが「やさしい日本語」であるかを瞬時に判断するのが困難であることです。即座に誰もが「やさしい日本語」に変換できるように、やさしい日本語支援システム、通称「やんしす」の開発が目指されています。
- 「やさしい日本語」は一文を短くするがどの程度までならばわかりやすいかを、構文論的に説明する必要があることです。
- 「やさしい日本語」を音声化するには、スピードを落とすだけでなく、一分あたりの語数や文節でのポーズの時間をどの程度とれば理解しやすいかなどに、科学的な裏付けが必要であることです。
- 「やさしい日本語」で説明すると、簡潔にゆっくりと読むために情報量が少なくなってしまうということです。日本人が聞いても遅すぎてわかりにくくなってしまうことのないよう、また、外国人に対しても自然にわかってもらえる日本語であるための妥協点をこれから探っていかなければなりません。
- 現在、日本政府は日本国内にいる外国人の日本語能力を把握していない点です。そのため日本語能力3級以上の人には理解してもらえるように作られている「やさしい日本語」が、どのくらいの人数に有効であるかは未知数です。このため「やさしい日本語」の真の効果を説明することがまだできていません。
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