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津軽弁の会話


 
これまで津軽弁の特徴や、代表的な津軽弁を取り上げてきました。
では、実際にどのような使い方があるのか、会話例を見てみましょう!

歯切れがよく力強い津軽弁のひびきを感じてみてください。

☆このページでは、津軽弁はカタカナで、共通語はひらがなで書かれています。



ドサ?

A:ドサ?
 
(どこへ?)

B:ユサ!
 (銭湯へ!)


  津軽弁では、このような短い言葉で会話をすることも特徴の一つです。
  ちなみに「ユサ」の「ユ」は銭湯のことです。



ケ! おいしい!
A:コノクァシ タケ゜メ!
 
(このお菓子 すごく 美味しい!)

B:
ンダガ、 ワサモ ワンツカ  
  
(本当? 私にも 少し ちょうだい)

   
ワイ、 メジャ!
 
 わあ、美味しい!!

A:ンダベ、モット ケ!
 そうでしょ、もっと 食べて!


  ここでは「ケ」が「ちょうだい」と「食べて」の二種類の意味で使われています。
  津軽弁では同じ一文字の言葉でも、状況に応じて意味を使い分けることがあります。


ナンボ?

A:
ワイ、コノ花ッコ メコ゜イジャ! 
 (
わぁ、このお花 かわいい!    

   ナンボ?
 
 (
いくら?

B:500円デス
 
 
(500円です

  「いくら?」と値段を尋ねるときには、「ナンボ?」を使います。
  ちなみに、「どのくらい?」と量を尋ねるときには、「ドンキ?」を使います。



メヤグ

A:ハヤグ ママ ケ! オグエルド!!
 (早く ご飯 食べなさい! 遅れるよ!!)

B:時間 ネハンデ、ママ カネデ イグ
 時間が ないから、ご飯を 食べないで 行くよ)

A:ワンツカデモ クッテイゲ!

 (
少しでも 食べて行きなさい!

  車ッコ ダスハンデ 

 (
車で 送って行くから

B:ワイ、メヤグダジャ
 
 (
わーい、ありがとう

  「メヤグ」は申し訳ないという意味で、感謝を表す言葉です




やってまったじゃ!!
〜津軽弁失敗談〜

 これまで述べたような独特な言い回しが津軽弁の面白さではありますが、時には勘違いを生むこともあります。
 ここでは、大学生が実際にとまどった津軽弁の例を紹介します。




ナマッコ一つ

 バイト先の居酒屋でお客さんに「なまッコ 1つ」と注文され、
「ナマコ」だと思っていたが、実は生ビールの注文だった。


 津軽弁の特徴の一つとして単語の後に「〜ッコ」を付ける言い方があります。「なまッコ」も、生ビールの生に「〜ッコ」がついて「生ッコ」になったものだったのです。
 ちなみに、居酒屋では「ビールッコ ちょうだい」もよく聞きます。




ドンキ?

 「ドンキ?」をドン・キホーテ(店の名前)かと思ってしまった。


 「ドンキ?」は「どのくらい?」という意味で使われます。
 「ままドンキ食う?」(ご飯どのくらい食べる?)
 というように使ったりします。




勉強さサル

 友達に「(家よりも)図書館の方が勉強さサルね」と言われ、何が刺さるのか疑問に感じた。


 「〜できる」や「(つい)〜してしまうと言うときに、津軽弁では
語尾に「〜サル」をつけて表現することがよくあります。
 たとえば、「書くことができる」は「書かサル」に、「つい見てしまう」は「見らサル」のようにです。




※他のページでは、津軽弁を全て片仮名で表記していますが、
 このページでは、とまどった津軽弁に注目していただきたいので、
 あえて一部を片仮名表記にしています。



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